赤字体質に悩む経営者の特徴と効果的な処方箋
皆さん、こんにちは。
フラッグシップ経営代表、
6月、7月、
バンクミーティングのほとんどは元本返済の猶予や返済方法についての協議で、
直接的な窮境原因は様々ですが、驚くことに会社が傾いた背景や経営者の癖、行動特性は共通しています。
私は、20年にわたってこの仕事をしていますので、経営者の特徴や行動特性についての重要性は理解しており、経営顧問や経営改善の現場で実践的な指導を行っています。
今回は、傾いた会社の共通項をお伝えしますので、
1.経営者が経営の勉強をしない
まず、経営者が経営の勉強をしないということです。経営とは「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」の配分を繰り返して成果を上げていくことだと定義できますが、その範囲は多岐にわたり、複雑ですので勉強が欠かせません。しかし、赤字の経営者のほどは飲み歩く、贅沢をする、
2.金融機関から限界まで借りて、
赤字で資金が不足した時、
そして、
3.顧問税理士や外部環境に原因を求める他責思考
「自分のやり方が間違っていた。
「税理士が何も教えてくれない」「コロナが・・・」など、
4.試算表がない
赤字の会社には試算表がありません。
5.創業以来ほとんど利益がない
「コロナでおかしくなった」
これら5つの特徴は弊社に支援を求めるほぼ全ての会社で複数個当てはまります。
私からこうした事態に陥らずに強い会社を作る、
まずは「会社を良くしたい」「資金繰りに苦しみたくない」と強く願うことです。
そして、いますぐに「経営の勉強をする」ことです。
毎日朝早く出社し、
劇的な変化は日々の何気ない積み上げから発生するものです。
それでは、また次回です。